2025.4.26
Valença → O Porriño
21.5km
時差ぼけもあるのか、朝5:00に目覚めてしまいました。


せっかく早起きしたのです。 6:30にオステルを出ました。



青い矢印は、ポルトガルのファティマ(聖母マリアが出現した土地です)に向かう巡礼路の印。
いつかはファティマにも行ってみたい!



橋の上部を列車が通り、下部は車道と歩道になっています。

橋の中ほどには・・・

ここまでがポルトガル、向こうはスペイン。
橋を渡ると1時間時計の針が進みます。
わたしはApple Watchなので、勝手に時間が進みました。

この時間ですが、すでにたくさんのペレグリーノ(巡礼者)たちが歩いていてびっくり!
あーーー冬のぼっち巡礼は何だったのでしょうか。笑


一番上に見えている大きな建物はカテドラル。
あそこまで登らないといけないということです(;^ω^)

田舎道だったカミーノは、急にトゥイの旧市街に入ります。

これがヨーロッパのおもしろいところですよね。
隣なのに、国境を越えるとあきらかに違う文化なのだとわかる。

この時間はもちろん開いていないので、残念ながら見学はできません。





建っている十字架といい、何百年と巡礼者がここを通り過ぎていったことがわかります。


ここでザ・エスパニョーラなおばさまと仲良くなりました。
Gijonから一人で来たらしい。
この先の日程を確認し合い、毎日同じ町に泊まることが判明。
「絶対毎日会うね!」 と言って別れました。 (しかしこの後一度も会うことはありませんでした・・・)
これがカミーノの不思議でおもしろいところ。
今後この人と道をともにするんだなーって思っても、二度と会わなかったりする。
これっきりかなと思う人とは、これでもかと会ったりする。


右がオフィシャルルート。 工業地帯を通過します。
左は代替路。 ちょっと距離は長くなるけど、いい感じの道を行きます。
オフィシャルルートのモホンにはサンティアゴまでの距離が書いてありますが、代替ルートを指すモホンには距離は書かれていません。
ここは左を選ぶのが正解かと思います。
工業地帯を歩くのはむなしいし、とてつもなく疲れますので・・・

この日は、フランシスコ教皇の葬儀ミサの日でした。
パパ様がお亡くなりになってずっと、この時期にカミーノを歩くことは意義深いことだなと思ってきました。
歩きながら 「いまバチカンでパパ様の葬儀ミサやってる頃だな、ライブで見たかったな」 と考えていたら、

今日のルートで(というかポルトガル人の道全体を通しても)パパ様の写真を見たのはこの時だけでした。
「神様はいつも一緒にいてくださる」というのを教えてもらったような、不思議な体験でした。

絶対、左の代替ルートが正解だな!



先日この道を歩いたちゃばから、「両面にイエス様とマリア様が配されている十字架をたくさんカミーノで見た。このあたりの特有のものではないか」と聞いていたので、これか!と撮影。
それにしても、ちゃばもなかなかのカミーノマニア。笑
さて、そろそろオ・ポリーニョが近づいてきました。

モホンのもともとの矢印はまっすぐを指しているのに、後から書かれた左が正解でした・・・
惑わされて少しまっすぐ行ってしまった💦

このあたりからはずっとちゃばと電話で話しながら歩きました。


電話中のちゃばに 「電車きたー!」 と言ったら、どこにいるかわかったと。
ここからはちゃばが 「そこを右に行くとお店がたくさんある通りだから」 などと電話越しに道案内してくれましたw


今回の巡礼前、忙しすぎて全くトレーニングができていなかったため、歩けるかちょっと心配していました。
だけど実際歩いてみたら、全ての巡礼者を抜かしていくという健脚っぷりを発揮したwww
冬のぼっち巡礼で培った技なのでしょうか。
足の長いヨーロピアンたちをどんどん抜かし、オ・ポリーニョにはお昼前に到着してしまった(^^;)


お昼前に到着してしまったけど、 このアルベルゲのチェックインは13:00・・・
とりあえずバックパックだけ置かせてもらい、ランチに出かけることにしました。
オ・ポリーニョ滞在記は次の記事で。