ログローニョの街中を歩き、神父様は予約してあった宿へ。
私たちは運んでもらったバックパックを探しにアルベルゲを目指します。

歩いていたら、呼ばれる声が。

嘘みたい!! オリソン(ピレネー山中の宿)から一緒だったアメリカの人々&ドリアーナ!!!!!

私たちはペースが遅いから、もう会えないかと思っていました!
アメリカンおじさまは、疲れているちゃばのためにすぐに水を買ってくれました。
聞けば、彼らは今日ログローニョで休日を過ごしたそう。やはり他の人たちとは1日ズレていることを確認。

バルのすぐ目の前に泊まっている彼らに「このアルベルゲは最高だよ」と言われたし、Los Arcosから送ったバックパックはまさにそのアルベルゲに着いていたので、宿はそこに即決!
チェックインだけして(疲れているので、アルベルゲだけど25ユーロで個室にしてもらいました!)しばらく彼らと一緒にビール飲んで過ごしました。

その後シャワーを浴びて、デューティーをこなし、街歩きへ。

アイスが食べたいと言い張るちゃばにheladería エラデリア(ジェラート屋)でアイス購入。

カテドラル。

日々のデューティーのひとつ。いつものように、フルーツを買います。

20時からカテドラルでミサがあるので、早めに入ります。

ログローニョのカテドラルは大きいし、見ごたえがあります。

主祭壇はものすごい迫力。

こんな感じで、いつも地元の方々に混じって巡礼者もミサに与ります。

席に座ろうとしたら、ドリアーナがいるのを発見。一緒に座り、今までで一番いいミサになりました。
司祭の話(奇跡的にスペイン語でもほとんどわかった。話の上手な司祭でわかりやすかった。さすがログローニョ)を聞いて、わたしもドリアーナも涙が流れて仕方なかった。

ドリアーナとティッシュを渡し合いながら、何度も頷き合いました。この連帯感は、普段の生活では味わえない。
強烈に思い出に残る時間でした。

ミサの後は、アメリカンな人々と一緒に食事へ。

Father Junと歩くちゃば。

Father Seanとちゃばとパエージャ。

久しぶりにちゃんとした肉!
スペインはとにかく肉がおいしいです。内陸部は特に美味しい。わたしのイチオシはガリシア牛。
(ガリシア牛はここ数年日本にも入ってきています。見かけたらぜひお試しください!)

みんなで。
同じ道を歩くだけで生まれる不思議な連帯感。カミーノでどんなことがあったかをシェアして盛り上がる。

明日はFather Seanの33歳の誕生日。お祝いすることにしています。

アルベルゲまでの帰り道。

わたしは普段、けっこう一人が好きなのですが、カミーノでは人格が変わるのか(?)
たくさんの人と一緒に過ごす時間が本当に楽しいし、かけがえのない思い出になっています。
出会って温かい時間を一緒に過ごしても、もう二度と会わない人も多い。
カミーノで過ごす日々は、本当に特別な時間なのだと感じます。