2025.4.27

レドンデラに着いて、とりあえずオスタルへ。
着いたら忙しく働いていたオーナーのAugustoと、 そのお父さんが迎えてくれました。

最初ずっと英語で話していたんだけど、お父さんにはさすがにスペイン語の方がいいだろうと思いスペイン語で挨拶したら、Augustoに 「え・・・え・・・え・・・Español !?」 ってすごいびっくりされました(;^ω^)
その様がすごいおもしろくてみんなで笑った(*^▽^*)

通された部屋はこちら。なんて素敵なの!!! わたしの趣味ストライクです。

ベッドに置いてあるのはフットバス。

フットバスと一緒に、こんな素敵な薬草が用意されていました。

部屋にはティーバッグと大きな水のボトルまでありました。 こういう気遣いがいいよね。

今日は日曜日。
Augustoが言うには、町で開いているスーパーは1軒、レストランもあまりやっていないとのこと。
昨日アルベルゲで仲良くなったManuel(ポルトガル人の道3回目)も、「明日のために食料調達しておいた方がいいよ」と言ってたけど、レドンデラは特に日曜日は厳しい町らしい。

開いているスーパーとレストランの情報、 観光すべきポイントもAugustoに教えてもらい、 観光マップももらいました。
(後からWhat’appでわざわざすべての情報を送ってくれました)
観光案内所も閉まっていたけど、 そのおかげで全く困りませんでした。

バスルームには足のケアグッズがこんなに置いてある!

共用のバスルームはこんなに素敵。

ここは共用スペースです。

サロン。 自由に使えます。

サロンからの眺め。Redonda(丸い交差点)に面した建物なのです。

このオステルは、Augustoのおばあちゃんの家だったんだって。
おばあちゃんはガリシアで最初の女性の薬剤師で、学校の校長とかもしていたらしい。
女性がまだ活躍できなかった時代の先駆者として表彰されたこともある。 表彰状とかいろいろ見せてもらいました。

オスタル全体が当時のアンティーク家具や装飾に彩られていて、本当に素晴らしかった。
販促における「ストーリー性」の重要さを改めて理解しました(`・ω・´)

ひとしきりAugustoと話してオスタルを堪能して、とりあえず教えてもらったレストランへ行ってみます!
・・・と、オスタルのすぐそばで、長蛇の列を発見。

ガリシア州立のアルベルゲ。

着いた順で並んでオープンを待つんだよね。定員まで達したら泊まれないから、早く出発して並ぶしかない。
13時でこんなに並んでいるとは。

わたしは割と早いペースで歩く方なので、このアルベルゲ争奪戦に参戦することも可能ではありますが、、
Publico(公立)のアルベルゲは、

・タオルなし
・寝袋必須
・ベッドとベッドが近いことが多くカーテンももちろんない
・コンセントが少なくて諸々の充電が大変

と、いろいろと面倒なことが多いので、事前に宿をブッキングしています。
もちろんPublicoのアルベルゲの良い点もたくさんあります。
他の巡礼者と仲良くなる機会が多かったり、キッチンで料理が作れたり。
でもまあ、わたしの場合は快適性を重要視してしまう、ということです。

静かな広場がすてき。 巡礼者が何人か寛いでました。

Augustoに教えてもらったレストランに行ってみたところ、ランチはすでに予約でいっぱいでした💦
そのレストランくらいしか郷土料理を食べられるところがなさそうだったので、その場で夜の予約をしました。
昼は適当に何かつまむことにします。

通りすがりのお店のウィンドウに、Día de la madre 母の日と書いてあり、スペインの母の日が5/4だと知る。

日本とスペインで、母の日の日付が違うんです。
わたしもちゃばもスペインにいるんだから、何か祝ってもらおうと、この写真をちゃばに送りましたww
それにホストファミリーのママにもちゃんとお礼をしなくちゃね。

さて、少しだけ町を散歩しましたが、ほとんどバルもやってない。
結局オスタルの隣にあるオヤジバルに入ることにしました。

これぞ正真正銘のオヤジバル。笑

すみません、オヤジバルというのは、そのへんにある近所のおじさん達が集うバルのことです(;^ω^)
もちろんスペイン全土どこにでもあります。
マドリッドに住んでいた頃、保育園にちゃばを迎えに行く前にちゃちゃっとコーヒー飲んだりするのにそのへんの適当なオヤジバルを活用していたものです。

今日も鶏の胸肉。

カマレロが調理法どうする?と聞いてきたから、a la plancha 以外でおすすめのもので、とお願いしたらこれが出てきた。めっっっっちゃ美味しかった! 実力のあるオヤジバルのすごさを再確認ww

オヤジバルというのは、こうしてわりと使えるわけです。
このお店はカマレロがすごくプロフェッショナルで当たりでした。

Cafe-Bar Central
オスタルのすぐ隣。 いつでもお客でいっぱいでした。

つまむだけのつもりが、かなりお腹いっぱいになってしまったので💦
がんばって町を散策します!

街路樹がすてき

川沿いにある公園 Alameda de Castelao

サンティアゴの泉

この写真に写っている MARKET24 という店が、日曜日唯一オープンしている商店でした。
とりあえずビールだけ調達。

一度オステルに戻り、洗濯をして、

オステルの洗濯機で洗った洗濯物を乾燥機にかけに来た。

今回のカミーノでSecadora(乾燥機)を使ったのはこの時だけでした。
Augustoに教えてもらった場所で、安かった!

Auga & Xabón
町の入口寄りにあるコインランドリーです。

乾いた洗濯物を置きにオスタルへ戻り、買ってきたおやつを食べる。 これ美味しすぎた。

A Garina
日曜日でも15時までやっている panadería(パン屋)です。

洗濯物を片付けて、再び街歩きです。

また街歩きへ。この地方特有の?両面十字架

レドンデラの一番大きな教会。 Igrexa de Santiago de Redondela

日曜日の今日は夜のミサがないことは事前に知っていたため、ここは見学のみです。残念。

外から見た感じよりも広い内部。

素晴らしい礼拝堂!

煉獄にいる人々が…すごいな…

この町も元は要塞に囲まれていたらしいけど、今は教会の裏手にしかその名残は残っていなかった。

他の見どころを観光マップで確認しながら、適当に歩き回ります。

古い建物

昔はこのすぐそばまで海だったらしい。この建物は「漁師の家」

緑の窓枠の家も漁師の家

こういう小さな建物が 「漁師の家」 として観光マップに載っていました。
現在は使われていない様子でしたが、歴史的建造物ということで保存してあるのかもしれません。

こんな小径を行くのも楽しい

電車通った!!!

この鉄橋は、レドンデラに入ってきたところにあったものとは別のもの。
レドンデラにも駅があるのです。
スペインの列車って、日本のJRとかとは全然違うんですよね。
この駅に停車する列車は1~2時間に1本。 なのでつい写真を撮ってしまいました(;^ω^)

ガリシア地方特有の貯蔵庫「オレオ」がきちんと保存されていました。ねずみ返しも同じだし、高床式倉庫だね。

こうして観光マップに載っているポイントを見て回りましたが、そろそろレストランの予約の時間なので向かいます。

先ほど列車が通っていた橋梁のそばまで道が続いてるのを発見。

おー! こんな道があるなんて。こういうのを喜ぶあたり、わたしは完全に変態だと思うw

橋梁沿いの小径をしばらく散歩しました。

予約してあったレストランは19:30オープン。

19:30ぴったりに着いたけどまだ閉まっている・・・。

たぶんもともと人気店なのだとは思いますが、日曜日でやっている店が少ないからか他にも予約していた人々が店の前で何組も待っていました。
特に日曜日は予約必須ですね。

卵とほうれん草 revuelto という料理で、要はスクランブルエッグです。

これこれ! これを食べたかった! アンコウです♡

郷土料理が食べたい、とか言ってたわりには普通のスペイン料理になってしまいましたが。
たしかに量が多くて美味しいお店でした。

食べている間にも「席ある?」って何組もお客が来るので、1人で席を使っている申し訳なさもあり、早食いして店を後にしました。
だけどわたしみたいな巡礼者の客が隣にいて (たぶんイタリア人) 1人で食事していたので、ちょっと心強かったです(;’∀’)

Casa Consejo
ランチは13ユーロでmenú del díaがあるみたい。
ここに行くならぜひランチで!

さて、これでオスタルに戻ります。
オスタルではちゃばと長電話。

電話中にちゃばから送られてきた写真。 2週間前にちゃばが歩いた時のものです。

明日の行程はアップダウンが激しく、ポルトガル人の道で一番つらい日だったとのこと(;´・ω・)
写真を送ってきて 「こんなに登ったりするんだよ!」 と。
絶対にバックパックは送った方がいいよ! と言われましたが、今回はtransporte de mochilasは使わないことに決めているわたし。
明日はがんばるぞー!!!

薬草入れたフットバス、すごい癒されたー!!

昨日のアルベルゲとそんなに値段変わらないのに、 今日のオスタルは本当に素晴らしかった!
どこに滞在するかが旅の満足度を左右するな…と改めて思いました。

本日の宿
La Casa de la Abuela Boticaria